《代表・カウンセラー:草柳和之からのご挨拶》

      
   〓次の世代へ、よりよいものをバトンタッチ

【心理相談機関《メンタルサービスセンター》は、何を目指しているか】

●メンタルサービスセンターは,1990年の設立以来,様々な精神的問題の解決を望んで訪れる方のために,最新のアプローチを積極的に取り入れたカウンセリング・心理療法を提供し,着実な実績を積み上げてきました。
同時に,独自な研修会やワークショップの開催,カウンセラーの成長のための教育分析・スーパーヴィジョン等を通じて,質の高い心理臨床サービスを提供してきました。すなわち、
人々の健康と成長を促進する場
尊厳を回復する場
効果的な援助ができる専門家の支援の場
これらの実現を目指して、活動しています。
     
    《代表・カウンセラー 草柳和之近影》

●当心理相談機関の代表・草柳和之は、精神科医療機関・自治体の教育相談・大学のハラスメント相談所・保健所・民間心理相談室などの多様な臨床経験を経ており、心理臨床のプロとして、常に専門的研修を受けて研鑽を積み重ねています。

さらに、大学や専門学校で心理・福祉・音楽療法の学生に向けて非常勤講師として教鞭をとり、カウンセラー養成コース・研修会・ワークショップの講師として全国で活躍してきました。また、国内・海外での学会発表、幾多の本の刊行や、専門誌の論文執筆など、学術研究でも豊富な実績を重ねてきました。
(詳しくは、スタッフ紹介講演・研修会依頼の方/の項目をご参照下さい。)

 

●1990年代後半に至り,当団体は,活動の大きな転換をはかりました。
当初、取組んできた人間関係の問題・神経症・不登校等の対応という従来型の心理相談機関の機能を拡張し,成人の虐待被害者の後遺症・PTSDケア,性暴力・DVの問題に積極的に対応してきました。

特に,DV加害者更生プログラムの実践・研究の分野では,他の追随を許さない方法論を蓄積しており,その成果を社会に伝えてきました。
さらに近年では,いじめ問題に対して,深刻なケースの相談に対応し,いじめ防止に向けた講演活動や本の執筆にも力を入れてきています。


●また、単に専門機関としての活動にとどまらず、以下のように、幅広く社会貢献としての活動にも取り組んできました。
DV防止法が改正される際、省庁・DV防止法プロジェクト議員(現在は解散)に対してのロビー活動
DV防止法改正の際の請願署名の活動
DV問題啓発を目的としたパンフレット作成、人権教材『DVカルタ』の作成
女性に対する暴力問題に関する国連NGOレポートの執筆
家庭裁判所の調停や離婚裁判の際に、DV被害者を支援する意見書執筆および面接サポートを通じた裁判支援
音楽家とのコラボレーションや、演奏活動を通じたDV防止キャンペーン活動
セクハラやDV、性暴力をなくそうと、音楽家や市民がつどう《パープルリボン・コンサート》を主宰・開催
専門職としての経験を活かし、国や自治体へパブリックコメントを提出、などの政策提言
その他

●対外的には、以下のような取り組みを請け負い、実施してきました.
・自治体から「DVに関する男性のための電話相談」の委託事業を受ける.
・国からの委託事業として資料作成のための委員を務める.
・助成金交付事業として、新しいプログラムの立ち上げ、および研究プロジェクトを実施.
(具体的には、当団体の対外的実績 のページをご参照下さい。)

 

●長年の営為の積み重ねと、多くの方々からの支持のおかげで、DV問題に関する先駆的・模範的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞しました。2015年11月30日、帝国ホテルにて第45回社会貢献者表彰式典および祝賀会が行われ、代表の草柳は式典において表彰状と副賞の賞金を受け取りました。
 公益財団法人・社会貢献支援財団平成27年度の社会貢献者表彰式典の様子 http://www.fesco.or.jp/ceremony/h27.php
  代表・草柳和之の受賞者紹介ページ http://www.fesco.or.jp/winner/h27/winner.php?wid=12169



《音楽を交えたDV防止キャンペーン活動》
 ━━音楽で 非暴力の輪 広げよう! ━━
●DV防止法施行の8日後にあたる 2001年10月21日、メンタルサービスセンターが実行委員を募り、日本で初めて、DVで亡くなった女性を追悼するセレモニーを中核にした、一大イベントを開催しました。これは《DV鎮魂の会》というイベントで、同時に、代表・草柳和之は、世界的に活躍する作曲家・野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を委嘱(作曲依頼)し、同曲の作曲者初演も行われました.
〔会場=国立オリンピック記念青少年総合センター・小ホール〕
  ■イベントページ→→http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/DV%20Requiem%20Gathering%20newpage.htm

●2021.10.21《DV鎮魂の会》後の発展として、草柳和之は音楽によるDV防止キャンペーンを展開、野村誠氏作曲のDV根絶を願うピアノ曲を、国内だけでなく国外でも演奏し、20年以上に及んでいます。平和のための音楽会・ライブハウスのランチタイムコンサート・学会のミニコンサート・自治体の協働イベント・DV問題のシンポジウムなど、幅広い機会で演奏活動を展開,《社会の平和は家庭から》を訴えてきました.

野村誠作曲『DVがなくなる日のためのインテルメッツォ(間奏曲)
【草柳和之の講演の際の演奏場面(Youtube)
2005.12.7講演「よくわかるDVの話」〔高知県土佐山田町〕にて  
http://www.youtube.com/watch?v=yjockpSK2JA&feature=youtu.be

  

●メンタルサービスセンターでは、広く音楽家に呼びかけて、「stop セクハラ・DV・性暴力」を目指す《パープルリボン・コンサート》を、2017年より[11/25=国連・女性に対する暴力撤廃デー] 前後の日程で、現在まで4回、主宰・開催してきました.
《2021.11.15:パープルリボン・ミニ・コンサート》サイト→→http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/2021.11-purple%20ribbon%20mini-concert%20page.htm


●2021年秋、作曲コンクール《パープルリボン作曲賞》を創設し、「stop セクハラ・DV・性暴力」の理念を持つ音楽(第1回はピアノ曲)を、広く公募しました。この作曲賞の活動によって、非暴力の文化としての音楽財産を掘り起こしていきます。さらに、職業音楽家や音楽愛好家の方々が「stopセクハラ・DV・性暴力」推進の楽曲と出会い、レパートリーに取り入れていただいて、音楽によりパープルリボンの理念が広まっていくことも目的としています。
2022.11.25に作曲賞の本選会を開催し、知人の作曲家、野村誠氏・清水友美氏とともに、草柳は審査員を務め、受賞曲を決定しました。
《パープルリボン作曲賞》は、代表・草柳和之が、褒賞金と賞の運営にかかわる資金を出資しています。 多くの方々から、本作曲賞の事業に対してご賛同いただけると幸いです。
《第1回パープルリボン作曲賞》サイト→→http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/purple%20ribbon%20composition%20award%20page.html
■《2021.11.15.作曲賞創設の記者会見:Youtube》
→→ https://youtu.be/QSRpbDwUf5o
受賞作発表および審査員講評!!←←こちらをご覧ください.


幾多の無理解にさらされ、多重の困難を経験してきましたが、多くの方のご協力も得て、当心理相談機関の活動を発展させることができたことに、心から感謝申し上げます。
今後とも、当方の活動に広くご理解いただけると幸いです。
そして、多くの方との共働作業、当団体の目指すものに賛同される方が活動に参画されることを、歓迎いたします。

 本来、暴力・虐待が好きな人はいないはず。
 なくそう、暴力・虐待!!
 あなたの力も必要としています。ぜひ一緒にやりましょう。



 
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